世界を余裕で。アサファ・パウエル

こんな言い方をすると彼に失礼かもしれないけど、
この敬虔なクリスチャンは神に近づいたことに畏怖を覚えないかのようではあるわね。

ジャマイカ出身のサッカー少年はたった４年で違うフィールドに立ち、余裕を持って世界一の記録をたたき出したのですわ！
アサファ・パウエル選手、１００メートル９．７４秒。
追い風が吹いていたとはいえ自身の持つ記録を０．０３秒上回り世界一となりましたわ！

西アフリカの奴隷祖先が、海を隔てたカリブ海のジャマイカにおいて遺伝的スプリンターの質素を開花させているのは、東アフリカの選手に長距離の選手が多いっていうけっこう楽しいコントラストを見せているわね。
こんな切り口で現代陸上を見てみると面白いかも。

２度目の世界メダル。土佐礼子

あの粘りはすごかったですわね！
土佐礼子選手の女子マラソンでの最終決戦ともいうべき３９㌔地点で５位に落ちたときはこれはもうイケナイかな～って思ってたけど、そこからケニアと中国の選手を抜いて、そりゃもう酷い苦悶の表情で右手を上げてゴール！みごと銅メダルをゲットしましたわ！！

土佐選手にとってはメダルは６年ぶり、２００１年の大会以来なんだけど、今回の方がはるかに嬉しいとのことでございましたわね。さらに今回は旦那さんの愛がエネルギーになった点が大きく違うところだったのかしらね。

みごと北京への出場権を手にした土佐礼子選手は日本陸上競技界では初のミセスメダリストとなったわけですわ。旦那さんと別居しながら練習に耐えたご褒美は本当に嬉しかったでしょうね。おめでとう！

ま、そんなわけで世界陸上はこの土佐礼子選手のメダル１個に終わったわけですわ。
あれだけ期待された選手がどうもみんな沈んでしまってちょっと悲しいんだけど、でもよく頑張った、日本選手団よ！
体の大きさや骨格が基本的に違うアフリカ系人種相手に純粋種でよくぞ同じ土俵にたったものだと思うわ。
そのうち日本もアメリカ同様人種のるつぼになるのでそのころにはぱっと見が黒人なのに日本の国旗を背負って戦う日本人が出てきますわ。

野球界ではダルビッシュ投手（イラン）、相撲界では朝青龍・白鵬（モンゴル）などの若い連中が日本国籍を得たりして、日本人の種としての国際化がはじまるわけで、１００メートル走の世界記録を黒人日本人選手が出すのもそんなに遠い未来では無いでしょうね。
だってアメリカの選手だってスプリントを制しているのはみ～んなアフリカ系人種ですものね。

世界新を公言。タイソンゲイ

大阪ではじまる世界陸上を前に２３日には日本選手団の団結式が行われましたわ！
４００メートル障害でメダルをねらう為末選手や走り幅跳びの池田久美子選手等そうそうたる顔ぶれ！
でもやっぱりどこかくらいイメージのある陸上競技は、為末選手のイメージアップ努力のかいもむなしい雰囲気が隠せないですわね。

そんな日本選手団をしりめに、この人がまた言ってくれるわ。
タイソン・ゲイ選手。金メダルは当然狙うけど、体調が良いので世界記録をも狙ってるみたい！
世界記録保持者ジャマイカのアサファ・パウエル選手との直接対決もあって見所けっこうあるかも！

インタビューではさらに「皆さんが待ち望んでいた瞬間が訪れるわけだが、１００％の自信を持っている。」
なんとでかいことを言う人かしら！まあ、やっぱりその点は黒人さんには日本人はかなわないわよね。だって黒人さんは速く走らないとライオンに食われる記憶の遺伝子があるんだもの。

２６日の１００メートル決勝
３０日の２００メートル決勝がとっても楽しみになったわ！

アカデミックなアプローチ！室伏広治

陸上の世界選手権を夏に控え、もし優勝すればお父様の記録、大会１２連勝を抜くという大きな期待がかかっている室伏広治選手。

早いものでもう３２歳ということだけど、まだまだ現役バリバリ！「長い間、トップで居られる環境に感謝！」なんてやっぱり謙虚な感じのさわやか青年だわね。

ま、今回はそれよりも６月２７日に行われる中京大学院での博士論文の合否会議がとっても気になっているらしいですわ。
室伏選手が書いた論文のタイトルは「ハンマー頭部の加速についてのバイオメカニクス的考察」！

この論文に忙しくてあまり練習してないということだけど、研究者としてハンマー投げの理論を深めるっていうのもまた違った角度からのアプローチだわね。

イベントへの投資！為末大

過去２回の世界陸上選手権４００メートル障害のメダル保持者為末大選手が今月末の２７日に東京で行われる東京ストリート陸上で何かをやらかしてくれるみたいですわよ。

カレは去年９月に出演したクイズミリオネアで一千万円をとったのよね！それでもって日本陸上界を盛り上げるためにその賞金を使うと公言してくれちゃったから今度の東京ストリート陸上は話題性十分な最高の舞台になるみたいですわ！

東京丸の内でのイベントはかつて日本フィギュアの真央ちゃんが協力してアイススケートリンクを１ヶ月限定でオープンしたのよね。これはけっこう人が入って特に子供達にはすごく楽しいイベントだったみたいね。

とはいえ極端に大きくスペースを使えるわけじゃないので当日は５０メートル走と５０メートル障害、棒高跳びの３種類が行われるようなので、丸の内におつとめのみなさんは帰りにでも楽しんでらしてね！
当日はみのさんもいらっしゃるようですわよ！

絶好調のアスリート～室伏広治～

ハンマー投げの室伏！強いです！
横浜日産スタジアムで行われたセイコー・スーパー陸上で、
８１ｍ００で優勝しました。
アテネ五輪で金メダルを争ったイワン・チホン（ベラルーシ）を
すべての投てきでチホンを上回る圧倒的な強さを見せつけてくれました。

知らなかったのですが、今期は海外で６戦も行っています。
２週間前には陸上世界ファイナル、１６日には地域別ワールドカップに出たばかり。
双方とも疲れの残る中、室伏は最後の１投で８０ｍの大台を超えました！！！
今、一番安心してみていられるのはこの人だけかもしれませんね。